脇は多くの女性が脱毛を考える部位。カミソリや除毛クリームでの処理では剃り残しが気になるケースもありますので、セルフケアの場合は脱毛器を使って脱毛できるのが理想です。
そこでこの記事では、気になる脇脱毛の正しい手順を紹介します。痛みに配慮しながら脱毛する方法や脱毛器以外の方法についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
脇脱毛にはどんな脱毛器が向いている?
脱毛器にはさまざまな種類がありますが、どのような脱毛器が脇の脱毛に向いているのでしょうか。脱毛器の種類について簡単に触れながら、脇脱毛におすすめの脱毛器について解説します。
脱毛器の種類
そもそも脱毛器の種類は下記の3つに分けられます。
- ・光でアプローチする「フラッシュ式」
- ・レーザーでアプローチする「レーザー式」
- ・ローラーで毛を抜く「ローラー式」
家庭用の脱毛器は「フラッシュ式」のものが多く、「家庭用光美容器」と呼ばれています。
脇脱毛に使用する脱毛器の選び方
家庭用脱毛器はさまざまなメーカーから出ていますが、その中から脇脱毛に向いている脱毛器を選ぶ時にチェックすべきポイントは以下の4つです。
- ・自分の肌色や毛の色に応じて照射の強弱調整ができるもの
- ・脱毛可能な部位に脇が含まれているもの
- ・冷却機能が搭載されているもの
- ・ヘッドが着脱可能なもの、もしくは小回りが利くもの
脇の脱毛時には輪ゴムで弾かれたような痛みや赤みが出る恐れがあるため、照射の強さを調整したり脱毛後に冷却したりできる脱毛器が適しています。また、肌の色、毛の色、敏感さなどで照射する出力を調整できる脱毛器を選ぶのがおすすめです。さらに、脇は足やお腹などと比べて範囲が狭いため、付け替え用の小さめのヘッドが付属しているものを選ぶとよいでしょう。
なお、各脱毛器には脱毛可能な部位が決められており、脇に使用できない製品もありますので注意しましょう。
脱毛器の種類については下記の記事で詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
>家庭用脱毛器の種類を徹底比較!効果や痛みで分かる特徴まとめ
脇の脱毛は何回くらいで効果が出る?
個人差はありますが、脇脱毛は始めてから4~6回目ほどで効果を感じる方が多いようです。徐々に毛の生えるスピードが変わり、ムダ毛を自分で処理する回数が減っていくのを実感できるでしょう。
家庭用脱毛器で脱毛する場合、クリニックやサロンで受ける脱毛と比べて効果を実感できる速度は緩やかだといわれています。とはいえ1~2週間に一回のペースで成長期の毛を処理していけば、毛の量は確実に減らしていけます。1ヵ月に一回、2ヵ月に一回と、だんだん照射頻度も減らしていけますので、根気よく続けることが大切です。
また、脱毛期間中は保湿や日焼け対策といったお手入れを徹底することもポイントです。
家庭用脱毛器を使った脇脱毛の正しい手順
脱毛器を使って脇毛を処理するには以下の4ステップが必要です。自己流での処理では肌に負担がかかる恐れもあるため、正しい手順を身につけましょう。
脇のシェービングを行う
家庭用脱毛器の光は毛の黒い部分に反応します。脇に生える毛が少しでも長くなっていると、光を照射したときに痛みが強くなってしまう可能性があります。そのため、脱毛器を使う前に脇をしっかりシェービングしておく必要があります。
なお、光が反応する黒い点がなくなってしまうため、毛抜きで毛を抜くのはNGです。脱毛期間中はシェーバーやT字のカミソリなどを使って処理するようにしましょう。
家庭用脱毛器の出力を設定する
太く濃い毛が生える脇は痛みを感じやすい部位であるため、いきなり脱毛器を当てることはおすすめできません。まずは細い毛が生えている腕や腰などでテスト照射をして、痛みや赤みが出ないかを確認してから脇に使用しましょう。
肌質や痛みの感じ方に合わせて出力を設定できたら、ヘッドを脇に当てていきます。まずは1番弱い出力で当て、徐々に出力を上げていくのがポイントです。痛みを強く感じないギリギリのレベルを探していきましょう。
ただし、生理前や季節の変わり目などは肌が敏感になりやすいため、普段は何も感じない出力レベルでも痛みを覚える可能性があります。このようなときは無理をせず、その日の体調に合わせた出力レベルに調整することが大切です。
脱毛したい脇部分を照射する
小回りが利く脱毛器のほうが脇脱毛には適しているため、脇用のアタッチメントや小さめのカートリッジが付属している場合はあらかじめ替えておきましょう。
出力の設定やアタッチメントの準備ができたら、照射漏れがないように念入りに光を当てていきます。同じ部分を何度も照射すると肌に負担がかかってしまうため、少しずつ場所を変えながら照射しましょう。
脱毛した部分を冷やす
照射後に痛みや赤みがない場合でも肌には負担がかかっています。そのため、家庭用脱毛器の使用後はしっかりとケアすることが大切です。冷却機能が搭載されている脱毛器の場合は冷却モードを使用すればOKですが、冷却機能が付いていない場合は保冷剤などを使って10秒以上冷やしましょう。また、脱毛器の種類によっては照射前に冷却する必要があります。このような手間を減らしたいのであれば、脱毛しながら冷却できる機能が搭載されている脱毛器を選ぶのがおすすめです。
全国に脱毛サロンを展開する脱毛ラボが開発した「脱毛ラボ プロエディション」にも冷却機能が搭載されています。照射口が直接冷えるクリスタル冷却を採用しているため、照射部位をしっかり冷やすことができます。その他にも、美肌モードも搭載されており、継続的にお手入れすることで肌のトーンアップも期待できます。
脇の脱毛は痛くない?痛みを抑えるコツ
毛の太さや毛が生えている密度にもよりますが、脇はVIOに次いで痛みを感じやすい部位だといわれています。痛みの種類については一般的に「輪ゴムで弾かれるような軽い刺激」「ピリッとする」「じんわり熱くなる」などと表現されます。とはいえ、家庭用脱毛器はサロンやクリニックで使用する機械に比べて出力が抑えられているため、過度な心配はいらないでしょう。
痛みを感じる場合、しっかり肌を冷やしてから照射することをおすすめします。肌を冷やすと熱を感じにくくなるため、痛みに配慮しながら脱毛することができます。また、テスト照射を行いつつ1番低い出力から始め、徐々に肌を慣らしていくとよいでしょう。
脱毛器以外の脇脱毛の方法とは
脇脱毛の方法は家庭用脱毛器以外にもいろいろあります。カミソリや電気シェーバー、テープやクリームを使う方法が代表的です。また、ピンセットを使って毛を抜いていく処理方法やローラーで物理的に毛を取り除く脱毛器を使う方法もあります。
これらの方法の場合、肌表面に出ている毛のみにアプローチしていくのが特徴で、毛が生えてくれば再度処理する必要があります。また物理的な刺激によって肌が荒れてしまう恐れがあることがデメリットです。
一方、フラッシュ式やレーザー式の脱毛器を使用する場合、毛の生える組織にアプローチすることで毛根からの除去・毛の再生の抑制ができます。出力レベルが抑えられている家庭用脱毛器の場合も、毛量を減らしたり毛が生えてくるスピードを遅らせたりできるため、自己処理の負担を減らすことができます。
脇の脱毛をするとワキガが治るって本当?
「脇脱毛をするとワキガが治る」という噂を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。しかし、脱毛は毛根にアプローチする方法のため、ワキガのにおいが発生するアポクリン汗腺に直接影響を与えることはありません。つまり、脇脱毛をすることでワキガが治ったり、反対にワキガが酷くなったりということはないのです。
脱毛により湿気のもととなる密閉感が和らぐことで衛生面が改善され、もともと脇に棲みついていた常在菌の繁殖が抑えられる可能性はありますが、あくまでも個人差がありますので、詳しくはお医者さんに相談してみましょう。
家庭用脱毛器を使って脇をキレイに!
脇は太く濃い毛が生えやすく、剃り残しが気になる部分でもあるため、カミソリや電気シェーバーを使う自己処理には限界があります。カミソリでの処理で直接肌を傷つけてしまったり、頻繁に除毛することで肌荒れを引き起こしてしまったりなど、トラブルに悩む女性も少なくありません。
一方、家庭用脱毛器による自己処理であれば、肌への負担に配慮しながら自分のペースで脱毛できます。クリニックやサロンで受ける脱毛と比べて効果を実感できる速度は緩やかですが、サロンに足を運んだり脇を見られたりといったストレスがないため無理なく続けられるでしょう。1~2週間に1回のペースでコンスタントに続けることで、徐々に毛は薄く生えにくくなるためキレイな脇が手に入れられます。
薄着でも自信を持って過ごせるよう、あなたも家庭用脱毛器での脇毛ケアを始めませんか?
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