では、家庭用脱毛器の正しい使い方を5つのポイントに分けて解説します。
多くの家庭用脱毛器は照射レベルを数段階に調節できるようになっています。より高い効果を得るために最初から高い出力で使いたいと思う人もいるかもしれませんが、それは間違った使い方です。
安全性に配慮して作られているとはいえ、家庭用脱毛器は毛根にダメージを与える強い光を放つ機器です。
照射は低いレベルからスタートし、肌の調子を見ながら慎重に上げていきましょう。
脱毛したい部位を保冷剤で冷やす
脱毛器が照射する光は熱を含んでいます。この熱は毛根だけでなく毛根を伝って肌にも行き渡ります。
この熱が蓄積され過ぎることで炎症ややけどが引き起こされます。
お手入れ前は脱毛したい部位を保冷剤などを使ってしっかりと冷やし、照射の熱に対処しましょう。
ただし、保冷剤を直接肌に当てると凍傷を起こしてしまう恐れがあるため、タオルに巻いて優しく冷やすことをおすすめします。
事前に冷やすことでやけどの予防や痛みの軽減になりますが、保冷剤などの準備が手間で、ムダ毛ケアをやめてしまった方は少なくないはずです。
そんな方におすすめなのが、照射口そのものが直接冷えるクリスタル冷却機能を備えた「脱毛ラボ プロエディション」です。
全国に脱毛サロンを展開している脱毛ラボが開発した商品なので、パワーはもちろんのこと、ケアのしやすさも考慮されています。
照射スピードもサロン級の1秒に6連射が可能になっているため、お手入れの時間も短時間で済みます。
忙しくて事前に準備するのが手間だと感じる方は試してみてはいかがでしょうか。
照射口を肌に垂直に密着させ照射する
照射する際は照射口をぴったりと肌に密着させ、脱毛器と肌が垂直になるようにセットして使用しましょう。
脱毛器の光は目や肌を傷めてしまうほどの力を持っています。
脱毛と関係のない箇所にまでダメージを与えるようなことがないよう、しっかりと密着させることが大切です。
目の保護のためサングラスが付属されている機器もありますので、忘れずに使用しましょう。
家庭用脱毛器の中には誤照射を防ぐために肌に密着していないと照射ができないように設計されているものもありますが、安全のため、また高い効果を得るためにも、しっかりと脱毛器を密着させて照射しましょう。
脱毛した部位を保冷剤で冷やす
冷却はお手入れ前だけでなくお手入れ後にも行いましょう。照射した部位をしっかりと冷やすことで肌ダメージのリスクを軽減できます。
冷却方法は、保冷剤ではなく濡れタオルや冷却ジェルなどを使用するのもおすすめです。また家庭用脱毛器の中には冷却機能が搭載されているものもあるため、その冷却機能を使って肌をクールダウンさせるのも方法の一つです。
脱毛した部位の保湿ケアをする
脱毛後に忘れてはいけないのが保湿ケアです。脱毛器の照射により肌に蓄積される熱は、体温が高まることが原因による肌トラブルと同時に乾燥も引き起こします。
そのままにしておくと肌荒れなど乾燥による肌トラブルに悩まされる他、脱毛の効果が十分に得られない可能性もあります。保湿クリームなどを使って念入りにケアをしましょう。
家庭用脱毛器の使用前にやるべき毛の処理について
家庭用脱毛器を使う前には、今生えているムダ毛を綺麗に剃っておきましょう。
脱毛器の光は毛を黒く見せるメラニン色素に反応するため、事前に手入れをしておいたほうが毛根のメラニン色素にダイレクトにダメージを与えられるからです。
しかし、ムダ毛の処理では目には見えない細かな傷を肌に作ってしまうリスクがあるため、脱毛器でのお手入れの直前に行うと肌に大きな負担が掛かります。
ムダ毛の処理は脱毛器でのお手入れの前日〜3日前に行い、肌を労わる時間を作りましょう。
要チェック!家庭用脱毛器を使うときの注意点
家庭用脱毛器を使う際にはプロによる肌質チェックが受けられないため、慎重にお手入れをする必要があります。
以下の5つのポイントに注意しましょう。
毛周期に合わせて脱毛する
人の毛には毛周期と呼ばれる発毛のサイクルがあります。その毛周期を軸に毛は自然に抜け、生え変わります。
脱毛のお手入れは、この毛周期において毛が伸びる時期である「成長期」に行わなければ効果はありません。
VIOは専用の脱毛器を使う
他のムダ毛とは明らかに毛質が異なるのがVIOです。VIOは太く濃いムダ毛が生えることに加え、皮膚が柔らかく神経が密集しているため、特に痛みを感じやすくなっています。
そのため、VIO脱毛は他の部位よりも一層正しい使い方を守ることが求められます。
また家庭用脱毛器の中にはVIO脱毛に対応していないものもあるため、VIO脱毛を前提に脱毛器を購入するならVIOにも対応している脱毛器を選びましょう。
冷却と保湿をしっかり行う
お手入れの前後には念入りな冷却と保湿を行いましょう。冷却は脱毛の痛みを和らげると同時に肌トラブルを防ぐ効果があります。
保湿は脱毛前、脱毛後に行うことに加え、脱毛器でお手入れをしている最中は毎日することをおすすめします。
脱毛器の手入れを丁寧に行う
肌に直接触れる機器だからこそ脱毛器本体も衛生的に保たなければいけません。中でも注意したいのが照射口です。
照射口には照射を重ねるごとに皮脂や埃、肌表面に残っていたムダ毛による汚れが付着し、その汚れが照射した光を遮ってしまう場合があります。
アルコールを含ませた布で定期的に優しく掃除しましょう。
取扱説明書に沿って正しく使う
ここでご紹介している使い方や注意点は、あくまでも一般的な家庭用脱毛器に共通して守りたいポイントです。
より細かい注意点は各製品によって違いますので、お持ちの脱毛器の取扱説明書をよく読み込んで正しく使うようにしてください。
脱毛器によっては使用可能な部位や肌の色・毛質について明記されている場合もあるので必ずチェックしましょう。
脱毛後のアフターケアが大事
脱毛後は冷却と保湿を中心としたアフターケアを念入りに行いましょう。特に脱毛器を使用してから数日の間は肌の調子を十分にチェックしておくことが大切です。
肌に異変は起きていないか、痛みや違和感はないかをよく確認しておくことで、安全にお手入れを続けていくことができます。
万が一肌に異変が起きた場合は自己判断で治療や放置をせず、すぐに近くの皮膚科に相談しましょう。
肌を守るためにも家庭用脱毛器は正しく使おう!
家庭用脱毛器はいつでも自宅で脱毛できるのが魅力ですが、自分でお手入れするからこそ注意点を守って正しく使わなければいけません。肌を守ることはもちろん、脱毛の効果をより高めるうえでも、正しい使い方を守りツルツルで健康的な美肌を手に入れましょう。
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