家庭用脱毛器は、脱毛を終えるまでに2~8週間に一度のお手入れを継続的に12回以上行う必要があります。脱毛する部位によっては一度のお手入れ時間がより長くなります。
また、脱毛サロンやクリニックではベッドで横になっているだけでスタッフがすべての施術をしてくれますが、家庭用脱毛器はすべて自分で処理をしなければいけないため、面倒に感じてしまうかもしれません。
背中や腰、うなじなど、手の届かない部分は自分だけでは照射できません。またIOラインも照射しづらい部位です。適当に照射すると照射ムラが起きたり、肌トラブルが起きたりする可能性があります。場合によっては家族や友達、パートナーの手伝いが必要になるかもしれないため、体を見られたくない方にとっては精神的に負担となってしまうかもしれません。
なお、家庭用脱毛器によってはIOラインへの使用を禁止しているものもありますので、使用の際は必ずチェックしてください。
家庭用脱毛器は複数のメーカーから多くの種類が販売されています。希望に合わない製品を買ってしまうようなことがないよう、以下のポイントを押さえて自分に合う家庭用脱毛器を選びましょう。
- ・照射口の大きさ・照射面積の広さ
照射口の大きさと照射面積の広さは、手間と時間に深く関係してきます。簡単かつ短時間にお手入れを終えたいなら、照射口が大きく照射面積が広いものを選びましょう。
- ・照射レベルの調整ができるもの
照射レベルの調整はできるだけ細かくできるものが理想です。中には肌の色を自動で認識して出力調整してくれるものもあります。
- ・脱毛したい部位に使えるもの
顔とIOラインには使えない機器も多いため、必ず確認しましょう。また顔に関しては使用できる範囲が製品ごとに異なりますので、しっかり確認することが必要です。
- ・照射回数
家庭用脱毛器の照射回数は10万~30万発くらいのものが多くなっています。照射回数が少ないものだと脱毛完了するまでに使い切ってしまう可能性があるため、なるべく多いものを選びましょう。
- ・カートリッジ交換式or本体交換式
カートリッジ交換式は、照射回数を使い終わったらカートリッジを交換し、継続して本体を使用することができます。一方、本体交換式は照射回数の上限を迎えると使えなくなり、新しいものと買い替えなければなりません。
家庭用脱毛器を選ぶ際はこれらのポイントを踏まえ、自分に合う家庭用脱毛器を選びましょう。
脱毛器の選び方については、下記の記事でも詳しく解説しています。ぜひ併せてご覧ください。
>家庭用脱毛器はどう選ぶ?自分に合う脱毛器の選び方を徹底解説
家庭用脱毛器を使用する際はいくつかの注意点を守ならなければなりません。トラブルなく安全にお手入れするために、以下のことを必ず守りましょう。
- ・使用後の肌トラブルに気をつける
脱毛後の肌はとてもデリケートな状態で、肌トラブルを起こしやすくなっています。脱毛後はアフターケアとして冷却と保湿を必ず行いましょう。
冷却には肌の火照りやかゆみを抑える効果があります。タオルで包んだ保冷剤などで照射した部分をしっかり冷やしましょう。次に、化粧水や乳液、ボディローション、ボディクリームを使って保湿します。いつも以上に乾燥しやすくなっているため、たっぷり保湿ケアをしてください。
- ・必ず取扱説明書に従って使う
家庭用脱毛器は必ず取扱説明書に従って使用しましょう。照射方法や照射可能部位などがしっかり記載されています。説明書の使い方を守らず使用すると肌トラブルを招く可能性があり大変危険です。安全に脱毛するためにも、必ず説明書に書かれている使い方を守りましょう。
- ・無理に短期間で効果を得ようとしない
家庭用脱毛器はむやみに何度も照射しても脱毛効果に変化はありません。逆にやけどや炎症などの肌トラブルを起こす行為になるのでやめましょう。
家庭用脱毛器は正しく使えば効果を高められる!
家庭用脱毛器は、使い方次第で脱毛効果が大きく左右されます。正しく使えば脱毛効果はより高めることができるはずです。家庭用脱毛器の説明書に記載されている使い方や注意点を必ず守りましょう。
脱毛は、あせらずコツコツと継続することが一番の近道です。
今回の内容を参考に、ぜひ正しく家庭用脱毛器を使い、効果を実感してください。
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