業務用脱毛器の本体価格の平均的な相場は200万円台~400万円台となっています。最も低価格なラインだと100万円強。
逆に高額なものだと500万円に迫る製品もあります。
この2つの製品だけでも、その差額は400万円にも上ります。これはサロン開業時に必要な工事費用をまかなえるほどの金額です。
何かと費用がかさむ開業時に高額な製品を選ぶことは、必ずしも得策とは言い切れないでしょう。
なお、業務用脱毛器の本体価格は契約台数や取引規模に応じて変動することがあります。
複数台購入する場合と1台のみ購入する場合だと、多くのケースでは前者の方が1台あたりの価格が安くなります。
このような事情から、業務用脱毛器の価格は非公開であることが多いようです。
ランニングコストの内容と相場
サロンを運営するために重要なランニングコストの内容とその相場を見ていきましょう。
相場を求める際の計算方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ランプ・カートリッジの費用
メーカーにもよりますが、ランプ・カートリッジ交換費用の相場は10万円~20万円となっています。
総ショット数を超えるとランプ・カートリッジを交換しなければいけません。
つまり、総ショット数が少ないランプ・カートリッジの場合は何度も交換費用がかかってしまうのです。
交換回数をなるべく減らせるよう、ランプ・カートリッジの総ショット数は必ず確認しましょう。
メンテナンス代
脱毛器は定期的にメンテナンスをする必要があります。
脱毛器の耐用年数は5~7年ですが、保証期間は1~2年と短いため、不具合が出始める5年目以降から修理費用がかかる頻度が多くなる可能性があります。
修理の内容にもよりますが、10万円程度はかかると考えておきましょう。
低価格の脱毛器を購入しても、しっかりとメンテナンスをしておけば長く使えます。
逆にメンテナンスを怠ると、高額の脱毛器であっても短期間で使用できなくなるケースも考えられますので注意しましょう。
電気代
サロン運営には必ず電気代がかかります。下記の計算式に当てはめて1ヵ月の電気代を求めてみましょう。
1.電力量を求める
消費電力(W)×使用時間(h)=電力量(Wh)
2.1,000wの電力を1時間使ったときの使用電気量を求める
電力量(Wh)÷1000=使用電気量(kWh)
3.電気代を求める
2で求めたkWh数×契約している1kWhあたりの電気料金=サロンの電気代
サロンで契約している電気料金プランをあらかじめ確認したうえで計算してみましょう。
業務用脱毛器は何を基準に判断するべきか
業務用脱毛器を選ぶ際は、値段や性能だけに偏るのではなく、総合的な判断をすることが必要です。
少しでも良い脱毛器を導入したいからと高額な製品を選ぶと、短期間で費用を回収するのがとても難しくなってしまいます。
自宅サロンなど1人で回している場合はなおさらです。
長期に渡ってサロン運営を継続するためには、サロンの規模やスタッフの人数、人件費、経費、お客さま一人あたりの施術時間などを考慮する必要があります。
そのうえで、無理なくサロン運営が続けられる価格帯の脱毛器を選ぶことが重要です。
費用と効果を見極めた選択が重要!
サロンに導入する業務用脱毛器は、費用と効果を見極めて選択することが大切です。
本体費用以外にも、ランプ・カートリッジ交換やメンテナンス費用、電気料金など、さまざまな費用がかかります。
事前に細かく算出し、無理なくサロン運営ができる脱毛器を選びましょう。
最近は自宅サロンでも大きな費用の負担なく導入できる脱毛器があります。この記事を参考に、あなたのサロンに合った業務用脱毛器を探してみましょう。
全国に脱毛サロンを展開する脱毛ラボ、サロン開業レベルを目指したムダ毛ケアの機器「脱毛ラボ プロエディション」を開発。
照射パワーやスピードはもちろんのこと、クリスタル冷却を採用しているため、冷却ジェルなどを使用する必要もありません。
120万照射可能で約1200回の全身ケアができるため、コスパも魅力的です。
こんな記事も読まれています
脱毛器で脇は脱毛できる?正しい方法やコツを解説
妊娠中は脱毛器の使用を控えるべき?妊娠発覚時の対処法や注意点
生理中でも家庭用脱毛器は使える?生理になったときの対処法について
子供が家庭用脱毛器を使っても大丈夫?自己処理するリスクと注意点を解説