「ニキビができやすい体質で脱毛できるか不安…」「サロンの予約日なのにニキビができちゃった」
ニキビ肌が原因でこんな不安を感じる方は少なくありません。この記事では、ニキビ肌でもサロンやクリニックで脱毛できるのか、またニキビができる原因や対処法などを解説します。
脱毛によってニキビレスなお肌を目指せる理由やニキビを予防するコツも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ニキビがあっても脱毛はできる?
ニキビ肌で脱毛できるかどうかはニキビの状態によって変わってきます。
脱毛サロンやクリニックのほとんどでは、小さいニキビや炎症が落ち着いた治りかけの状態であれば脱毛は可能です。
ただし、化膿している状態や炎症を起こして赤くなっている場合は、脱毛によってお肌に負担をかける可能性がゼロではありません。脱毛サロンではニキビの炎症や化膿がある場合に施術を断っているお店もあるため、敏感肌の方は特に気をつけましょう。
ニキビがあってもできるだけ脱毛を進めたい方は、ニキビを避けて照射する方法もあります。脱毛サロンやクリニックに行けば、お肌のコンディションをチェックしたうえで施術できるかどうかを判断してもらえますので、不安であれば事前に相談してみましょう。
ただし、刺激に対してお肌が受ける影響は人それぞれ違うものです。敏感肌や乾燥肌など刺激に弱い肌質の場合は、小さなニキビでも施術後に悪化する可能性はゼロではありません。サロンやクリニックだけでなく家庭用脱毛器でも同じですが、ニキビが悪化しないか不安であれば完治してからの脱毛がおすすめです。
そもそもニキビができる原因とは
ニキビは、正式には「尋常性ざ瘡(じんじょうせいざそう)」と呼ばれる皮膚の病気です。その原因としては主に次の3つが挙げられます。
- ・皮脂の過剰分泌
- ・毛穴のつまり(角化異常)
- ・アクネ菌の増殖
特にニキビができやすいのは皮脂の分泌量が多い10代後半の思春期です。分泌された皮脂がニキビの原因になるアクネ菌を増殖させます。また、皮脂などの汚れが毛穴に詰まったお肌もニキビができやすい状態となっています。
大人になってからは皮脂量が減りニキビ肌が落ち着きますが、それでも繰り返しニキビができる場合は、思春期とは違う次の理由が考えられます。
- ・乾燥による肌のバリア機能の低下
- ・ターンオーバーの乱れ
- ・生理周期による皮脂分泌の増加
などがその原因です。年齢を重ねると皮脂の分泌と共にお肌のうるおい量も減り、乾燥肌になりやすくなります。乾燥していると紫外線などの刺激を受けた時にお肌を守るバリア機能も低下し、ニキビや肌荒れが起きやすい状態になってしまうのです。
その他、ターンオーバーの乱れや生理周期の影響を受けて皮脂分泌量が増えることも大人ニキビの原因となります。
脱毛するとニキビが治るって本当?
「脱毛をしたらニキビができにくくなった」「肌状態が良くなった」という口コミを見かけることがあります。
事実、脱毛によってニキビの状態が改善する可能性はあります。脱毛して毛が生えなくなることで脱毛前に比べて毛穴が小さくなり、皮脂や汚れ、古い角質が詰まりにくくなるためです。
さらに、毛穴が引き締まることでスキンケア用品がお肌の奥までしっかり届くようになります。お肌が安定してうるおうと皮脂の分泌量も正常になり、ニキビができにくいキレイなお肌に。
つまり、脱毛自体にニキビ改善効果があるのではなく、脱毛で毛穴が狭くなった結果、ニキビができにくいお肌に近づける可能性があるのです。
ニキビがある肌の適切なセルフ脱毛方法
ニキビができている時に家庭用脱毛器でセルフ脱毛をする際は、ニキビに負担をかけない工夫が大切です。手軽な方法は、ニキビがある箇所に白いシールを貼ってカバーすることです。白いシールを貼っておけばニキビに直接光が照射されないため、刺激を受けません。
なお、ニキビがある部分にカミソリや毛抜きを使うことは控えましょう。カミソリによる摩擦や毛抜きで引っ張ることで毛穴に負担をかけてしまうと、よりお肌が荒れてしまう可能性があります。
また、脱毛クリームもニキビ肌には使用を控えましょう。脱毛クリームはムダ毛のタンパク質をアルカリ性の薬剤で溶かして除毛する商品であり、同じタンパク質でできているお肌全体に刺激を与えてしまいます。
脱毛器であれば、ニキビ肌に摩擦や薬剤の刺激を与えることはなく、ニキビの部分を避けてケアすることで、ニキビを悪化させる心配もありません。
脱毛後にできる毛嚢炎について
脱毛した後に起こりやすい肌トラブルにも注意しましょう。
「毛嚢炎(もうのうえん)」は、毛穴の奥にある毛根を包んでいる毛包に細菌が入り込み炎症を起こす肌トラブルです。人によっては、照射の刺激でお肌のバリア機能が低下し毛穴に菌が入り込んだ結果、毛嚢炎になるケースがあります。ニキビは芯がありますが毛嚢炎は芯がないという違いがあります。
ただし、毛嚢炎は時間が経てば炎症がおさまり自然と治っていくことがほとんどです。何日経っても炎症がおさまらない、膿が出てくるといった症状があれば、皮膚科を受診しましょう。
ニキビを作らないための予防法
ニキビを作らないためには、普段からお肌を清潔に保つことが大切です。ニキビができにくいお肌を目指すために日頃意識したい予防法をご紹介します。
丁寧にスキンケアを行う
一つ目は、丁寧にスキンケアを行ってお肌に負担をかけないこと。特に気をつけたいのは、しっかりとメイクをオフしてその日のお肌の汚れを落とすことです。
たとえば、ファンデーションがお肌に残ったままだと毛穴詰まりを引き起こし、アクネ菌が繁殖してしまいます。ニキビ予防のために、必ずその日のうちにクレンジングでメイクを落として洗顔しましょう。
クレンジングや洗顔の際は、刺激や摩擦を起こさないよう洗いましょう。指先で強く擦らずに顔を指の腹で優しくおさえる程度の力で、くるくるとマッサージするイメージで落とすのがコツです。
体に日焼け止めクリームを塗っている場合もクレンジングを使ってきれいに洗い流すことが大切です。敏感肌や乾燥肌の場合は石鹸や水だけで洗い流せる、お肌に優しい日焼け止めを使ってみてください。
保湿をして乾燥を防ぐ
洗顔とクレンジングが終わったら、たっぷりと保湿して乾燥を防ぎましょう。保湿は化粧水だけでなく、水分が逃げないようにクリームやオイルでフタをすることも忘れないでください。
特に自宅での脱毛器を使った脱毛の後は、必ず化粧水とクリームなどを使って乾燥を防ぎましょう。こまめな保湿がニキビや毛嚢炎などのお肌のトラブルを予防するコツです。
たっぷりと睡眠をとる
「美肌には睡眠が大切」と一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。睡眠中には、美肌につながる成長ホルモンと睡眠ホルモンのメラトニンが分泌されます。成長ホルモンは新陳代謝を促進して、日中に受けた紫外線などのダメージからお肌を修復する働きを持っています。またメラトニンは成長ホルモンの分泌を促します。つまり、眠っている間こそダメージを受けたお肌を労わる大切な時間なのです。
美容といえば多くの人はスキンケアを思い浮かべると思いますが、睡眠は誰にでもできるインナーケアです。ニキビに悩んでいるのなら夜更かしは控え、1日7〜8時間の睡眠時間を目指しましょう。
バランスの良い食事をとる
食事のバランスを意識することもニキビのない美肌をキープするためには欠かせません。特に、お肌の健康を保つにはタンパク質とビタミンB2が重要です。
タンパク質は、肉・魚・卵・大豆製品・乳製品に多く含まれ、1日あたりに必要な量は40~50g。たとえば鶏ムネ肉なら100gで約21g、牛乳200mlには約6gのたんぱく質が含まれています。プロテインなども活用しながら、意識してタンパク質を多く含む食事メニューを取り入れましょう。
皮膚の再生や保護の働きを持つビタミンB2もニキビ予防におすすめの栄養素です。鶏・豚レバー、うなぎなどに多く含まれていますが、毎日食べることが難しい食材のため、食事だけでなくサプリメントなどで補うのも一つの方法です。
ニキビで脱毛を悩んでいるなら家庭用脱毛器!
サロンやクリニックの場合、予約を取ってからの施術となるため、多少のニキビであれば脱毛したいと思う方も多いでしょう。しかし家庭用脱毛器の場合は自分のタイミングでできるため、ニキビの少ない時期に施術することができます。
脱毛したいけど、ニキビが多く悩んでいるという方には家庭用脱毛器がおすすめです。家庭用脱毛器でムダ毛と毛穴のケアをしつつ、食事や睡眠のインナーケアも意識して過ごすことで、ツルツルなお肌を手に入れましょう。
全国に脱毛サロンを展開している脱毛ラボが開発した「脱毛ラボ プロエディション」なら、ムダ毛ケアに加えて、美肌ケアもできます。美肌モードを搭載しているため、ムダ毛をなくしてツルツルな肌を手に入れるだけでなく、肌のトーンアップも期待できます。
脱毛サロンでの経験や技術を駆使して、サロン開業レベルの商品開発を行ったため、照射パワーも強くサロン級の仕上がりになります。